ギックリ腰、とてもつらいですよね。

ひどいギックリ腰になるとトイレにいくのも困難になります。
 

いまあなたの身体にはなにが起こっているのか?

ギックリ腰の原因の治療についてお伝えしていきますね。

ギックリ腰は『ケガ』

ギックリ腰とは、身体の動きの中心である腰の筋肉がケガをしている状態です。

ただ、ケガといっても身体の中で起きていることなので血も出ていないですし、ちょっと理解しにくいかもしれませんね。

そのケガしている筋肉に力が入ると痛みがでます。

このケガが治癒するまではギックリ腰の痛みは消えません。

手の指を包丁で切ったケガをイメージしてみてください。

傷口がふさがり、新しい皮膚ができあがり完全に治癒するまで一週間くらいかかりますよね。

ギックリ腰もそれと同じです。

ギックリ腰には原因がある

ギックリ腰、腰の筋肉がケガをするのには原因があります。

ギックリ腰になるときは、くしゃみをした・靴下をはこうとした・足元のものを拾おうとした、など「キッカケ」があったりしますが、あくまでそれはキッカケでしかなく原因ではありません。

本当の原因は、身体にゆがみがあり、日常的に同じ部分に負担がかかり続けていることです。

その日常的な負担が限界を超えたとき、耐えきれなくなった腰の筋肉がグキッとケガをするのです。

でも原因を治療しても痛みは消えない

鍼(はり)・整体によるギックリ腰の治療は、身体の歪みを整えて、ケガをした筋肉に不必要な負担がかからないようにすることが目的となります。

ケガの状態が軽いものであれば、それだけで痛みがなくなる場合もあります。

しかしケガの程度がひどければ、施術後も痛みはまったく変わらないことも多いです。

「鍼を刺したら痛みが消失する」と期待されていたらガッカリされることでしょう。

痛みが消えるまでは時間がかかる

ギックリ腰はケガです。

そのケガが治らないと痛みは消えません。

ケガが治るまでには絶対的に時間がかかります。
 

軽ければ一週間くらい。

ひどければ2~4週間はかかります。
 

でも、逆にいえばギックリ腰は特に治療しなくても2~4週もすればケガは治って痛みは消えます。

ではなぜ治療をするのでしょうか。

治療すると痛みが消えるまでの時間が早まる

鍼(はり)・整体でギックリ腰の治療をすると治るまでの時間を早めることができます。
 

ケガになるほど負担がかる原因となっていた『ゆがみ』がそのままだと「身体の治す作業」をジャマしてしまいます。

それで治るまでの時間が長くなってしまうのですね。
 

身体のゆがみが整うことで「治す作業」がはかどるのです。

治療すると後遺症が残りにくい

ギックリ腰は特になにもしなくても2~4週間もすれば痛みは消えるといいました。

しかし原因となった『ゆがみ』がそのままだと、そのあと普通の腰痛は残るかもしれません。
 

ギックリ腰になってから腰痛になった。

いわゆるギックリ腰の後遺症ですね。
 

整体でゆがみを整えることで、この後遺症が残りにくくなります。

ギックリ腰は [安静/早く治療] どちらがいい?

動けないくらいの状態なら、せめて動けるようになるまでは安静にしたほうがいいでしょう。

というか、安静にせざるをえない。
 

でも動けるなら、早く治療していただければそれだけ治るまでの時間が早くなります。