そもそも “痛み” って何なの?
例えば針を刺したときの痛み。
この “痛み” は指が感じているのではありません。
指にあるセンサーが針が刺さっているという情報を電気信号で脳に伝え、脳が痛いと感じているのです。
針のような一瞬の痛みは、しばらくすると治まります。
しかし肩こりや慢性的な腰の痛みのようなずっと続く痛みはどうでしょうか。
痛みを感じるセンサーは、ある物質を感知しても脳へ電気信号を伝えます。
その物質を 「発痛物質」 と呼んでいます。
日常的に負担がかかっている筋肉は神経も緊張しがちです。
神経が緊張すると血管が細く収縮します。
そして血液の流れが悪くなり、細胞に酸素を供給しにくい状態になります。
細胞は酸素が少なくなってくると危険を感じて発痛物質を作りだします。
このようなメカニズムで、肩のコリによる不快感や慢性的な腰の痛みができるのです。
慢性痛はさらに神経の緊張を引き起こす。
そしてさらに発痛物質を作り、痛みを引き起こします。
そして・・・ (以下、ずっと続く・・・)
慢性的な痛みは悪循環そのものなんです。
痛みの悪循環を断ち切るためには
この悪循環を断ち切るためには、まず力を抜くことが大事です。
力を抜いて筋肉の緊張をゆるめるのです。
体の外部の力を借りることも時には必要です。
痛みのある患部への局所麻酔や、鍼(はり)やマッサージなどで痛みを抑えて筋肉の緊張をゆるめます。
これらは一時的なものですが、たとえ一時的でも悪循環から抜けだすことが痛みから解放されるための必要なステップとなります。
