自律神経失調症やうつ病が病気である理由

自律神経とは交感神経と副交感神経があり、これらはシーソーのように働いていると考えて下さい。

交感神経が優位なときは副交感神経は休み、
逆に副交感神経が優位なときは交感神経は休むといった具合です。

そしてそれぞれの働きの特徴は以下の通りです。

交感神経 → 動く神経
副交感神経 → 休む神経(睡眠、治癒)

うつ病の時にはやる気が起こりません。

そのため以下のように考える方がいます。

やる気が起きない
   ↓
動く神経(交感神経)が働いていない
   ↓
だから副交感神経が働いている

先述の理屈ではこうなるのですがうつ病の場合はこのようにはなりません。

これはあくまで健康な状態での話しです。

自律神経失調症やうつ病とは体が自分自身を守るためのブレーキです。

動けないようにするために交感神経の働きを抑えようとします。

だからやる気が起こりません。

しかし完全に抑え込める訳ではなく、また副交感神経は働きにくい状態が続きます。

副交感神経は体力を回復させたり、病気やケガを治す働きをもった神経です。

この副交感神経が働きにくい状態こそが病気であり、なかなか回復しない原因なのです。

やる気が起きない → 副交感神経が優位

という正常な反応を示す体の状態なら体は問題なく回復しているはずなのです。

またうつ状態のとき、もちろん交感神経は働いていませんが、副交感神経も働いていません。(全く働いていない訳ではありませんが)

総じて低下している状態がうつ病なのです。

自律神経が正常な働き方をしていない、だから病気なんです。

当院の自律神経失調症やうつ病の治療の方針は以下のようになります。

  1. 副交感神経が働きやすい体の状態にもっていく。
  2. そのために交感神経の働きすぎ(緊張状態)を緩和させる。
  3. 日常生活でも交感神経を働かせすぎないように注意する。

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