自律神経失調症やうつ病に特有の症状
以下のような症状があれば、自律神経失調症やうつ病を疑ってみて下さい。
- 動悸(心臓がドキドキする)・不整脈・胸のザワザワ感
心臓が疲れるような感覚を覚えたり、胸がザワザワして言いようのない不安感や焦燥感を覚えたりします。慢性的な交感神経の緊張により起こる症状です。 - 不眠症
寝付きが悪い。夜中よく目が覚める。朝早く目が覚める(早朝覚醒)。寝た気がしない。副交感神経が上手く働いていないために眠りの質が悪くなります。 - 立ちくらみ(起立性低血圧)
立ち上がったときに脳への血流量を上手くコントロールできないために起こる症状です。血流を調整しているのも自律神経です。 - ノドの違和感、ノドの乾き、飲み込みづらい、ヒステリー球
ノドに魚の骨が刺さっているような感覚や、コロコロと何か球のようなものがある感じを覚えることがあります。交感神経の緊張により起こります。 - 食欲不振、消化不良、過食、膨満感
胃腸の働きは自律神経がコントロールしています。自律神経が乱れてくると胃腸の調子が悪くなります。また、お腹が空くから食べるのではなく、時間がきたから食欲がなくても食べる、ということをしていると内臓が疲労してストレスとなります。 - 息苦しい
交感神経が緊張しすぎると筋肉も硬くなります。肺を取り囲む肋骨まわりの筋肉が硬くなって、呼吸時の胸の動きが悪くなり、呼吸がしづらくなります。 - めまい、耳鳴り、難聴、乗り物酔い
自律神経の乱れにより耳の内部への血流が悪くなることで起こる症状だと考えられます。耳鼻科を受診しても異常がなかった場合、自律神経失調症で起こっている可能性があります。 - 低血糖症(極度のだるさ、疲労感)
習慣的に空腹時に砂糖系の甘いものを食べていると、正常な体なら低血糖になって、だるさや疲労感があらわれ自律神経失調症やうつ病と同じような症状を呈します。(ホルモンの正常な働きでこのようなことが起こるのです) - 高血圧、高血糖症
交感神経が緊張すると、血圧や血糖値が上昇します。体を動かすにはその方が都合が良いからです。やればできるけど疲れている、という方は要注意。休まなければいけないのに動けてしまうために無理をし続け、ある日突然うつ病になってしまう可能性があります。 - 光をまぶしく感じる
瞳孔が開いたり閉じたりすることで目に入る光の量をコントロールしているのですが、自律神経が乱れてくると上手く瞳孔が閉じなくなり、光をまぶしく感じるようになります。 - 吹き出物、口内炎、黄色い鼻水や痰(たん)
自律神経が乱れると免疫系も乱れてきます。そのため炎症が起こりやすい状態となり、このような症状がでやすくなります。また風邪などにもかかりやすくなります。 - 手足の冷え、しびれ
血流は自律神経が調整しているのですが、血液の流れが滞ると特に手足のような末端部分の酸素が少なくなります。そのため冷えやしびれといった症状がでてきます。 - 慢性的な痛み、肩こり、腰痛
手足の冷え、しびれの項でも説明しましたが、酸素が欠乏すると痛みも起こします。なかなか治らない慢性的な痛みは自律神経の乱れからきている場合もあります。特に治す力を引き出す副交感神経が上手く働いていないためにいつまでも症状が治まらない場合があります。
違う病気の場合でも自律神経失調症やうつ病と同じ症状がある
上記の症状をみて、自分で勝手に判断しないようにして下さい。
実は違う病気でも、自律神経失調症やうつ病と同じ症状の場合があるのです。
同じような症状を呈する病気でも、治療が遅れれば命に関わる場合もありますので、必ず病院を受診して検査してもらって下さい。
